アラフォー独女チャレンジblog

30代最後に思い立ってスタート。熱しやすく冷めやすい私のリアルに心のままに綴るblog

鬼滅の刃、見解。禰豆子は鬼となる理由がない!

鬼滅の刃、映画観ましたか?

私はまだです。

 

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というか、やっと漫画を読み終えて、理解を深めるために読み返している段階なのですよ。

いや〜さすが社会現象起こすだけのある物語ですね〜

 

なんて今更なこと言ってるかもしれませんが。

 

私は振り返ると、流行に乗るのが遅いこと多めだと最近気付きました。

例えば、エヴァンゲリオン、BIGBANG、SEKAI NO OWARI、君の名は、ayabambi、、

(最後のは流行とかではないですが知る人ぞ知る世界的ダンサーコンビでした)

ハマったのは全て話題になってから随分落ち着いた頃、、

何ででしょうね、、

そう考えると鬼滅ハマりはまだ早い方かも??

 

それはいいとして。

 

私の周りには20代〜40代の女性が多いのですが、鬼滅にハマってる人が実はなかなかいないんですよ。

なんなら人が鬼に殺される描写が気持ち悪くて読めないという意見も。

そうなんですけどね、確かに気持ち悪いんですけどね、それによって1巻しか読めなかったとか、、

 

いやっ大事なのはそこからなんですけどーーー!!!

気持ち悪さを飛び越えた繊細な変化する心理描写とか!登場人物の個々のストーリーとかっ!!

 

子供って羨ましいなと思うんです。

「全集中 水の呼吸 参の型 流流舞!」って叫びながら炭治郎になりきって刀のおもちゃ振り回したりするんでしょう?

いいな〜私だってやりたいですよ、39歳独身の女だって。

いや、やりませんよ?そりゃ。

一応クールビューティーに見られる(と思っている)私ですし。

世の中、炭治郎になりきってる息子を微笑ましく、もしくは冷静に見ているアラフォー女性が大半でしょうから、私大丈夫かな?って思うんですよ。

 

独身でいることは悪いことではないのでじょうが、そういった部分でずっと子供の頃と変わらない、変われないんですよね。だって子供を育ててないんですからね。

世の中のママ達、尊敬します。

 

話が逸れましたが、、

 

私が鬼滅の刃の好きな部分は、必殺技の格好良さはもちろんなのですが、

・禰豆子の鬼になっても人の心を必死に忘れずに人を守る精神力

・炭治郎を筆頭に、かまぼこ隊がまだ子供と呼べる齢のはずなのに命をかけた覚悟で大切なものを守ったり、恐怖に立ち向かったり、大きな悲しみと向き合ったり、己の非力さに打ち砕かれてまた立ち上がったりする姿

・禍々しい鬼にさえも、鬼になってしまう選択をするほどの人であったときの悲しい苦しい過去のストーリーがあること

・柱達が己の限界を超えた底力を出し、命と引き換えに、仲間と一体となって上弦の鬼達を倒していく姿

・戦闘中に、思考を巡らし相手の技や闘い方の中に突破口を見破る瞬間

・迫力ある画。ふざける時の可愛い画。

 

キリないですね。

 

日本人ですよね〜。アメリカのヒーロー物とは大違いです。

 

改めて考えていて思ったのですが、鬼達にも結局同情というより愛情を感じてしまうそれって、作者が女性であるからこそなのでしょうか?人間の欲や汚さや闇の部分への包容を感じるんですよね。

 

それと、禰豆子が人を食うことを我慢し続けられていたのって、その鬼になる前の人間性がとても関係してたのでは?と。

ほとんどの鬼が、人であった時に強く欲していたけど手に入らなかったことが、鬼になってから顕著に願望として現れてるんですよ。

家族という揺るがない愛情の繋がり、愛する人の為に更生するという誓い、一番好きで一番羨ましくて一番妬ましい兄弟、、

人が生きている上で当たり前に湧き上がる欲。人間らしいですよね。

そう考えると、禰豆子って家族を想う気持ち以外に何の欲もなかったんじゃないかなと。

自分がどうしたいとか、どうでありたいとか、どう見られたいとか、そんなことよりも家族が元気でいることが全てだったのでは。

そのうえ、鬼になった自分を目の前で全力で守ろうとする兄炭治郎、家族の1人がいるわけですから、鬼になったからといって変わらないのかと。いや、鬼になってはいけないという気持ちがむしろ強まりますよね。

 

もはや、もともとが人というより仏様です。これは。

 

人間の本質に迫っているんですね、鬼滅の刃

これが子供達にも人気なことは嬉しいですね。

 

もっと深い見解をする方はたくさんいらっしゃると思いますが、今の私の精一杯でした。

 

ちなみに、恋愛感情をもって見るとしたら、

冨岡義勇のクールさにまず惹かれて、煉獄さんの心の強さ大きさに惹かれて、天元さんの外見と女の扱いに惹かれて、結局炭治郎の真っ直ぐさに惹かれて、危うく無惨のミステリアスさに溺れて、また炭治郎の真っ直ぐさと才能と努力の姿を愛するのかなー。

 

と、アラフォー独女が痛い妄想をしたところで、終わりたいと思います。。